お前の兄貴でよかった

 

おはようございます。

なんとなく寂しさに苛まれた、ゴダイです。

 

 

今日は、なんの脈絡もなく兄弟の話をしたいと思います。

前回の記事の続きをまだ書いてる途中なのですが、この記事を先に書きたい。

(一応『次回以降』となっているので笑)

というのも。

ゴダイの弟が自立したのでその記念といいますか、なんというか、そんな記事です。


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今日弟が実家を離れ、新しい職場の寮に住むことになりました。

母に連絡してみたところ、辛すぎるから見送らず仕事に行く、と母心丸出しのLINEが返ってきました笑

とりあえず今日は母といようと実家に帰り、一応お祝いということで二人で呑みました。

奮発して、いい酒で。

TVを見ながらいつものような話をしていたのですが、母は寂しさを堪えてるのか、TVを見ているフリをしているのが見え見えで、我が母ながら、愛のある人だなとしみじみ感じるゴダイでした。

 

 

親であれば子供が自立することに対して、寂しさの他にも不安や心配もあるかと思いますが、兄貴としてはひたすら寂しいだけです笑

今日は弟の小さい頃を思い出したりなんかして。

なんだかんだデカくなってもかわいい弟です。

 

弟が産まれた日のことを今でも覚えています。

父親と病院に向かい、病室で僕が弟を抱っこした途端大声で泣き出して、当時兄ちゃんになるんや!と意気揚々としていたゴダイ少年はハートブレイクでした笑

赤ちゃんだからそんなもんなんですけどね笑

今だったら「考えられねぇな!」と思ってしまいますが、父が産まれたばかりの弟の顔に口紅で髭を書いて看護師さんにマジ説教されてたのはいい思い出。

 

 

弟が小学生になると僕にべったりでした。

僕が中学生の頃、家族と出かけたり外食に行くのが嫌で(思春期男子あるある)、行かないと言うと弟も、兄ちゃんが行かないなら行かない、と言い始めるくらいにはべったりでした。

そんな時は僕が折れます笑

やっぱり弟は小さいんだから親とご飯食べさせなきゃという兄貴心理なんですかね笑

 

そんな弟の小学生時代によく覚えているのが、ある夏の日の出来事。

当時実家に空いてる部屋がなかったせいで、リビングの隣の和室が弟の部屋でした。

ある時、学校から帰宅したゴダイ少年は、お茶を飲もうとリビングを通った瞬間、足が止まりました。

弟が勉強机に向かっている。

しかし、それは珍しいことではありませんでした。

ゴダイ少年と違ってそれなりに勉強する子だったので。

ゴダイが足を止めたのは別の理由。

 

「泣いてんのか?」

 

直感的にそう思いました。そんな背中でした。

近づいてみるとやはり泣いていました。

号泣といっていいほどの泣きっぷりで。

「どうした!?」と聞くと、弟が一言。

 

 

 

「ハチに...さされた.....」

 

 

 

これは笑いました。

ハチにさされて痛くて泣くのはわかるけど、泣きながらちゃんと宿題やってるのがあまりにも偉すぎて笑

お前模範小学生かよ。

このエピソードは今でも鮮明に覚えています。

 

弟が高校生くらいになるとあまり話さなくなりました。

その頃は僕も仕事やらでバタついてた時期だったので会話が少なくなるのは必然だったのかも。

「最近学校どうだ」

「あぁ、別に普通だよ」

「そっか」

程度の何気なさすぎるやり取りがあったくらい。

 

 

こんなに昨日のことのように覚えてるのに、もうそんなにデカくなったんだなぁと感じます。

兄貴としての反省点もあります。

僕は絵に書いたようなヤサグレ方をしてよく親とモメるような青春時代を送っていたので、弟にカッコ悪いところを見せた、というのが兄貴として一番の失態でした。

親と兄が喧嘩してるところなんて見たくないですよね。

 

 

そんなことを振り返った1日でした。

正直、結構寂しいです笑

文字のあとに「笑」をつけなきゃ泣きそうな気持ちを抑えられないくらいには笑

でも自立はめでたいことですよね。

愛する存在なら尚更です。

 

これから弟も大人になって年をとっていくんでしょうけど、その道が、健全で健康でハッピーであることを願うばかりです。

 

 

なにかあったら兄ちゃんに任せとけ。

勉強のことと医学的なこと以外、全部なんとかしてやる。

 

 

いつまでも弟の兄貴でいたいなと思った日でした。

 

 

 

それでは、今回はこれで。